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彼女たちはそこにいます:実写映画『がっこうぐらし!』雑感

Category: 映画 感想

気が向いたら明日、実写映画『がっこうぐらし!』の雑感でもブログに纏めよう。
2019/1/27のツイート

3日伸びました。伸びましたが、いい加減纏めます。
実写映画『がっこうぐらし!』の雑感です。

以下、この手のエントリではよく明記する注意書きです。
今回も、いいと感じた点、悪いと思った点、容赦なく書きます。
ネタバレもそれなりにあると思います。
なので、気分を害された方は即ブラウザバックをお願いします。
補足しておくと、悪いと思った点もちゃんと上げられるのは、自分の場合何だかんだで楽しめていた証拠なので、可能ならばどうか広い心で捉えてくださると幸いです。
また、自分はどちらかというと「話題になったので見た」立場の身であり、『がっこうぐらし!』という作品の識者では全くありません。
アニメは視聴していますが、原作の知識もあまりありません。
ゆえに、何かしら間違ったことを書いている可能性もあります。
「ここはこうでしょ」というところを見つけられた方は、Twitterにてご指摘いただけると幸いです。
お詫びと共に訂正させていただきます。

では、全編を通して視聴を終えたときのファーストインプレッションから。

君たちそんなに泣く子だったっけ……?

ボクがひたすら泣かせにかかるのを苦手としているのもあり、この点は幾分目につきました。
感情移入させるのに、泣きの比率がかなり高い。
あんまり簡単に、頻繁に泣かれてもカタルシスがないですし。
それとも原作で5巻ほど、アニメでも20分×12話かけてやったのを90分にまとめるに際して、泣きの部分を抽出しすぎたのでしょうかね(それはそれで問題だけども)。
まあおそらくは、気にする人のほうが少ないだろうとは思っています。
それでキャラの印象が許容できないほど変わったワケでもないし、ボクがこの辺りを細かく見すぎてしまうというだけなので。
実際、自分が観賞した回では泣いてる方も割といらっしゃいました。さほど不思議ではなかったです。

パラレルワールドとして充分受け入れやすい原作再現度

ここに関しても尺の都合もあり、変更点はやはりそれなりにあります。
でも、それらはしっかり『がっこうぐらし!』という作品を踏まえた上でできていると受け取ることはできました。
ゆきは原作サイドから「ウザいだけのキャラにならないように描写してほしい」とお達しがあったらしいということもあり、ムードメーカーぶりが実写にも馴染むようにデフォルメされていると感じましたし、めぐねぇやみーくんの設定改変も実写映画らしい描写と原作の描写のバランス(あと尺の都合はここにも入ってるかな)を上手く取っている印象でした。
……それでもゆきは個人的にちょっとウザいと思ってしまい、そんな自分にショックを受けましたが。
逆に養護教諭のめぐねぇなんて、なかなか板についてると思ったり。

また、くるみが先輩との恋愛を強調されて主軸に据えられたのは、賛否あるかと思いますが脚本を纏める上で英断だったと感じます。
90分で全員が全員動いているところを好き勝手に描写されるよりは、明らかに軸が通っていて見やすい。
りーさんはそんな彼女たちに比べると、目立った改変部分がなくかえって少し印象が薄めですが(「なんでこうなるのよ!」もそこに至るまでが若干弱い)……裏を返せば原作に一番近しいと言えるかな。
ちなみに自分は実写で言うとくるみが一番お気に入り。男っぽさも実写向きに抑えられ、その反動で可愛さが増してました。
ゆきをちょっぴりウザいと感じた分、時たまそのゆきの頬をくるみがつねるのも一興。

ホラーとは名ばかりのパニック要素、これは一般論として許せない

これは、いい悪いの視点ではないお話。
原作やアニメのゾンビ、結構怖かったと思うんです。
実写のゾンビはそれに比べればチープです。漫画やアニメのほうが表現が自由なので当然のことですし、悪いとは言いません。
ただ何が憎いというと、ゾンビを怖いと思えないその弊害としてゾンビを際立たせる演出が「怖がらせる」ではなく「驚かせる」になったこと。
倒せるか分からない情報量では存在するだけで恐怖の対象ですから、ゾンビでもちゃんと怖がらせることってできるハズなんです。
でも、この作品のゾンビってそうじゃないんですよね。なまじ倒せるから、囲まれたとしても(絶望感は覚えるけど)怖さってないんです。
だから代わりのインパクトを出すために、パニックに転換したんでしょうね。
意図は分かります。でも、許せないモノは許せないよ(ビビリ)。

その他思ったこと

総合的に見て、フラットな視点で見ても極端に悪いところもなく、かつファンサービスとしての精度はかなり高いと言っておきます。
迷っている方(特に原作のファンだという方)はご覧になることをオススメしますよ。

では、今日はここまで。

Written on 2019/01/31