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「俺は俺の味方です!」

- 『スクライド』12話 / ストレイト・クーガー

影の因縁

Category: 雑記 漫画

謂れの判然としない因縁ってのは何とも困り物ですね。

ボクは創作の登場人物に対する「影が薄い」って扱いに、どうも浅からぬ因縁があるようで。
割と前の話ではあるんですが、最近しょっちゅう話題を出してる某漫画でどうしても解せなかった一件がありました。

その漫画の登場人物は皆ボク自身も気に入ってまして、ただその一方外見がツボだった分頭一つ抜けてお気に入りの人物がいます。
そんな中、同じ作品の同じ登場人物を気に入っている読者の方がその人物を指して「影が薄いところもある」と評したのを見てしまったのですね。作中視点でも作者視点でも決してそういった扱いが認められるワケではない登場人物にも拘わらず。
で、それがボクにとっては結構なショックだったのでした。誰よりもボク自身が予想外なほど。

読者が作品に対してどんな感想をもつかなんてのは別に問題じゃありません。ボク自身の感想だって響かない人にしてみりゃそんなもんだろうし、寧ろ人を選ぶ視点の感想だと自覚もしています。
しかしそれでも、前述の感想は全くワケの分からない方向から(良くない意味で)こちらに刺さってしまいました。その理由は2つ。

好きな人物を「影が薄い」と評した筋の見えなさ

これがまず1つです。
「存在感がない」扱いなんて、作中視点か読者視点かどうかに関係なく、細心の注意を払って語られなければマイナスポイントにしかなり得ない。
それを好きな登場人物に当て込む筋の通った理由が、ボクには全く考えつきませんでした。

「影が薄い」とする評が含みもつ蔑みの印象

その方はおそらく、「影が薄い」という評に他意を含めたワケではないのだろうと感じてもいます。
ただ(仮に不当とは言わないまでも)作品の実情と比して過度のマイナスになり得る評を無思慮にやってしまうのは、やはり軽率で軽薄と言わざるを得ません。他意のない軽々しさはこの場合却って罪。
そして過度の蔑みは、当たり前ですが触れた側の気分を害するモノです。個人的にも「暴言や暴論として受け止められる可能性がある発言は他者に充分配慮した上で表明する」ことを戒めとして心がけているだけに、ボク自身許容できる発言ではありませんでした。

背景

まあ、ここまで過剰なアレルギー反応が出るのは、正直ボク自身の因縁でして。
「影が薄い」ってのはもっと前から読んでいる別作品でも、嘗て散々物議を醸してきた扱いです。
何だかんだ言ってボクの中ではある種のトラウマになっているらしく、その可能性が何よりのショックだったと言えるかもしれません。

何にせよ、作品の中身に対する感想や評価は注意深く述べなければならないと改めて痛感するところ。

Written on 2020/05/03